製作著作 © 2008, 2009 Jérôme Guelfucci
製作著作 © 2009. Masato Hashimoto (cabezon.hashimoto@gmail.com)
フリーソフトウェア財団が公表する GNU フリー文書利用許諾契約書の第1.1版、あるいはそれ以降のいずれかの版の条件下において、この文書の複製、配布および/または変更が許可されます。変更出来ない箇所、表紙文および裏表紙文があってはいけません。この利用許諾契約書の全文はフリーソフトウェア財団から取得する事ができます。
February 2009
このアプリケーションは、画面全体、アクティブウィンドウ、または選択した領域のスクリーンショットを撮影します。撮影までの遅延時間や、撮影したスクリーンショットに対する操作 (PNG ファイルに保存、クリップボードにコピー、または他のアプリケーションで開く) を指定できます。
Xfce パネル用プラグインも用意されています。
アプリケーションの起動は、Xfce メインメニューの "アクセサリ" カテゴリから "スクリーンショット" を選択します。
以下のウィンドウが表示されます:
"撮影する領域" セクションでは、何のスクリーンショットを撮影するかを指定できます:
"スクリーンショットを撮るまでの遅延時間" セクションでは、"スクリーンショットを撮る" ボタンがクリックされてから実際にスクリーンショットを撮るまでの遅延時間を指定できます。この遅延により、開いたメニューなどあらゆる操作のスクリーンショットを撮影することができます。
"アクション" セクションでは、撮影したスクリーンショットに対する操作を選択できます。次の 3 つの選択肢があります。
"保存する" オプションは、スクリーンショットを PNG ファイルに保存します。"デフォルトの保存場所" チェックボックスにチェックマークがつけられている場合、スクリーンショットは "スクリーンショットを撮る" ボタンが押された後、保存ダイアログを表示せずに指定されたデフォルトの保存場所に保存されます。チェックマークがつけられていない場合はスクリーンショットのプレビューが確認できる保存ダイアログが表示され、保存場所やファイル名を指定できます
"クリップボードにコピーする" オプションは、スクリーンショットをワードプロセッサなど他のアプリケーションに貼り付けることができるように、クリップボードへコピーします。スクリーンショットを貼り付ける前にこのアプリケーションを終了すると画像は破棄されます。一部のクリップボードマネージャを使用することでこれを回避できます。
コマンドラインオプションを使用すると、スクリーンショットの撮影を速やかに行えます。これらを Prt Scrn キー (多くのキーボードの右上部にあります) に割り当てることによって Prt Scrn キーを押下することによりスクリーンショットを撮ることができます。デスクトップ環境のキー設定で、xfce4-screenshooter コマンドに以下のいくつかのオプションをつけて設定してください。
-s オプションは続く既存のフォルダへのパスに、撮影したスクリーンショットを保存します。このオプションは -f、-w、または -r オプションのいずれかが指定された場合のみ機能します。-h オプション (後述) との組み合わせで、保存ダイアログを表示せずに指定したパスに保存します。
-h オプションを指定した場合、スクリーンショットは保存ダイアログを表示せずに保存されます。このオプションは -f、-w、または -r オプションが指定された場合のみ機能します。必要であれば -s オプションで保存場所を指定できます。